ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「できなかったときの罰が大きい」 石川遼が痛感した“3ヤードの差”

海外メジャー第3戦の「全米オープン」は第2ラウンドが終了。石川遼は予選落ちを喫した。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2024年6月15日 12時00分

<全米オープン 2日目◇14日◇パインハースト・リゾートNo.2(米ノースカロライナ州)◇7548ヤード・パー70>

実測194ヤードの最終9番パー3。同組のセルヒオ・ガルシア(スペイン)は手前3.5メートルにつけ、フランチェスコ・モリナリ(イタリア)はビックリのエース達成と好ショットを繰り出したなか、石川遼の球は「3ヤード」足りずに、グリーンの下り傾斜で戻されて花道まで落ちた。

同伴者エース達成に石川遼がバンザイ!【写真】

日本ツアーと比較すれば、やはりミスの許容範囲は格段に違う。「普段、自分がいかに(狙いを)もう少し広く、なんとなくぼやっと見ちゃってたんだなと。トップの選手たちを見ていると、僕が打ちたいところに打っている」。日本では、200ヤードのショットで狙いより数ヤード手前に落ちても、結果が良ければ「ラッキー、ちょっとハッピー」に感じられる。だが、ここではそれが「命取り」。“誤差3ヤード”に収めないといけない、そんな精度の高さが要求される。

このようなメジャー大会、特にこのパインハーストでは、「自分が決めたことができなかったときの罰が大きい」とほんの少しのミスが大きなスコアロスにつながる。「ユーティリティの精度をもっとあげなきゃなと薄々思っていたけれど、それが濃くなった」。2日間で実感し、これが帰国後に求めていく指標となる。

それでも、2日目は2バーディ・4ボギーの「72」でプレー。前半のインコースでは3連続ボギーを喫したが、後半のアウトはイーブンパーにまとめることができただけに、初日「76」を叩いたことが悔やまれる。「とにかく悔しい初日だった。きょうのプレーに関しては、いくつかミスがあったけれど、練習してきてることや持っていることで勝負はできていた」。初日に8回だったフェアウェイキープは11回まで回復した。

先週の日本ツアー「BMW日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ」ではプレーオフの末2位。調子が悪くないと感じていただけに、このような結果に終わってしまったことが残念。「根拠のある自信を持てるような状態で来ることが大事ですね」。これから取り組むべき課題が、より明確になった。(文・笠井あかり)

《無料生中継》「全米オープン」BS松竹東急 6月14日(金)~6月17日(月)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト