<全英オープン 事前情報◇15日◇ロイヤル・バークデールゴルフクラブ(イングランド)◇7223ヤード・パー70>
「全英オープン」開幕前日の15日、主催するR&Aが「スピリット・オブ・ゴルフアワード」にアダム・スコット(オーストラリア)を選出したと発表した。
この賞はR&Aが新たに設立したもの。公式会見でマーク・ダーボンCEOは「世界的な規模でゴルフの精神を体現し、ゴルフの持つ価値観、行動規範、伝統を体現している個人を称えるために設立した」と説明した。
加えて「初代受賞者がアダム・スコットとなることを大変うれしく思う。アダム氏はこのスポーツの素晴らしいアンバサダーであり、世界中のゴルフ界に多大な好影響を与えてきた。真のプロフェッショナルであり、一貫して誠実さ、敬意、そしてゴルフへの情熱を示してきた」とスコットを称えた。
初代受賞者に選ばれたスコットは、「大変光栄なこと。生涯をゴルフに捧げてきた者として、プレーヤーとしてだけでなく、このスポーツの価値観を守り続けてきたこと、世界中のゴルフ界への貢献が認められたことは、本当意義深いことだと思う」とコメントを発表した。
2013年に「マスターズ」を制したスコットは、01年の「全英オープン」から今年の「全米オープン」まで25年間にわたり、100大会連続でメジャー出場を果たした。ジャック・ニクラス(米国)の146大会連続出場に次ぐ、歴代2位の記録である。
「100大会連続のメジャー出場を心から楽しんできた。今週、ロイヤル・バークデールでの全英オープンでも、この連続出場記録を継続できることをとても楽しみにしている」と話した。
連続101回目のメジャー出場となる今大会初日の7月16日に、46歳の誕生日を迎えるスコット。全英オープンでは2012年大会の2位が最高位。悲願のクラレット・ジャグを手にできるか。(文・武川玲子=米国在住)
