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聖地が舞台の全英オープンも記念すべき30回目! 15年、10年大会を振り返る

聖地が舞台の全英オープンも記念すべき30回目! 15年、10年大会を振り返る

配信日時:2022年7月14日 12時00分

3日目になるとDJが後退。代わりにアマチュアのポール・ダン(アイルランド)らが首位に立った。30年のボビー・ジョーンズ以来となるアマ優勝をねらったが、最終日にこちらも後退。勝負の行方はトータル15アンダーで並んだザック・ジョンソン(米国)、マーク・リーシュマン(オーストラリア)、ルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)の三つ巴のプレーオフに突入した。

1番、4番、17番、18番の4ホール・ストロークプレーを制したジョンソンが、2007年「マスターズ」以来のメジャータイトルを獲得。スピースは惜しくも1打及ばす、プレーオフには進めなかった。松山英樹はスコアを伸ばしきれず、トータル8アンダー・18位タイで4日間を終えた。

■聖地に愛された男、タイガー・ウッズから目が離せなかった2010年大会
なんといっても一番に期待を寄せられていたのがタイガー・ウッズ(米国)。セント・アンドリュースで行われた00年大会で2位に8打差をつける圧勝(大会最多ストローク差)で全英初制覇し、史上5人目のキャリアグランドを果たす。そして次に同コースで行われた05年大会も優勝。これによって10年大会には“セント・アンドリュース3連覇”がかかっていた。

タイガーは初日こそ5アンダー・8位タイと好発進を決めたが、2日目、3日目にスコアを伸ばせず、首位と12打差のトータル3アンダー・18位タイまで後退。最終日もイーブンのプレーでトータル3アンダーのまま。23位タイと順位を落として偉業のかかる一戦を終えた。

勝利を手にしたのはルイ・ウーストハイゼン(南アフリカ)。単独首位で最終日をスタートしたルイは、2位に入ったリー・ウェストウッド(イングランド)に7打差をつける圧勝で初めてのメジャーチャンピオンの座に付いた。

日本勢は石川遼、谷口徹、宮瀬博文、小田龍一、小田孔明、藤田寛之、池田勇太、薗田峻輔、宮本勝昌の9人が出場。石川、谷口、宮瀬の3人が決勝ラウンドに進出した。

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