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全米プロはJ・トーマス優勝 勝者と敗者の笑顔がうれしい【舩越園子コラム】

全米プロはJ・トーマス優勝 勝者と敗者の笑顔がうれしい【舩越園子コラム】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年5月23日 12時00分

米オクラホマ州タルサの名門・サザンヒルズで開催された今季2つ目のメジャー大会「全米プロ」は、首位から7打差で最終日を迎えた29歳の米国人選手ジャスティン・トーマスが、25歳の米国人ウィル・ザラトリスとの3ホールのプレーオフを制し、2017年大会に続くメジャー2勝目、通算15勝目を挙げて幕を閉じた。

ザラトリスとガッチリ握手をかわすトーマス【写真】

最終日は単独首位でスタートしたチリ出身のルーキー、ミト・ペレイラを筆頭に、ザラトリス、英国人のマシュー・フィッツパトリック、米国人のキャメロン・ヤングと、いずれもツアー未勝利の選手ばかりがリーダーボードの最上段を占めていた。

しかし、彼らが一進一退を繰り返していた一方で、元世界ナンバー1のトーマスが着々とスコアを伸ばしていった様子は、すこぶる対照的だった。

前半をイーブンパーで回ったトーマスは、折り返し後も黙々と、粛々と自分のゴルフに集中。11番、12番、17番でバーディを奪うと、72ホール目の18番ではピン3メートルに付ける見事なショットを披露してパーセーブ。ザラトリスと首位に並び、13、17、18番の3ホール合計スコアで競うプレーオフへ。

その2ホール目となった短いパー4の17番では、第1打でグリーンを捉える会心のショットを放ち、バーディ獲得。それが、ザラトリスとの勝敗を分ける結果につながった。

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