いずれも予選カットはなく、魅力的な高額賞金が用意されるという。
前シーズンのフェデックスカップ上位50名だけが出場でき、1チーム5名、全10チームが競い合う。各チームはキャプテンによって導かれ、そのキャプテンには、前シーズンのPIP(プレーヤー・インパクト。・プログラム)でトップ10に選ばれた人気選手が就くというシステムになりそうである。
これからの米ツアーは、これまで以上に高額な賞金が用意され、多彩になっていく。その一方で、選手には人気も成績も求められ、ストロークプレー個人戦もフォーボールやフォーサム形式のチーム戦も、どちらもこなせるマルチな才能も求められることになる。
そうした変化や変革の発端はノーマン対策だとしても、最終的に米国男子ツアーがより良いツアーになるのであれば、「グレッグ・ノーマン様様」と言えそうである。
文/舩越園子(ゴルフジャーナリスト)