海外メディアも絶賛!畑岡奈紗の“ちょっといいシーン”【動画】
シャウフェレは昨夏の東京五輪の金メダリストだが、米ツアーにおいては2019年1月のセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズで通算4勝目を挙げてからは、優勝から遠ざかっていた。今大会開幕時も「調子は決して良くない」と、やや自信なさげに語ったほどだった。
だが、そんなシャウフェレをうまくリードする役割を果たしたのが、カントレーだった。
昨季のプレーオフ・シリーズでBMW選手権とツアー選手権を続けざまに制し、通算6勝目を挙げてフェデックスカップの年間王者に輝いたカントレーは、今季も好調を維持し、世界ランキングも4位へ上昇。
勢いも自信もありながら決して意気込むことなく冷静沈着なプレーを続けたカントレーの姿勢がシャウフェレをうまく鼓舞し、シャウフェレの屈託のない笑顔が時としてシリアスになりすぎるカントレーの心を和ませ、そうやって2人は完全優勝に向かって突き進むことができたのだと思う。