「2位になってとても悔しいのに、500万ドル(5億5000万円)を獲得して、なんとも妙な気分だ」と苦笑い、しかし4日間のスコアだけでいうとラームとケビン・ナ(米国)の二人がトータル14アンダーでトップに立っていた。
「このプレーオフのシステムがベストかどうかは分からない。しかしパトリックが素晴らしいプレーをした。彼が王者だ」とキャントレーを称えた。
注目はこのあと選手たちによって選出される今季の“プレーヤー・オブ・ザ・イヤー”。
優勝は全米オープンの1勝だけだが2位が2回、3位が3回でトップ10が15回とさすがは世界ランキング1位。抜群の安定感をみせた。仲間たちはどんな評価を下すのかが楽しみである。(文・武川玲子=米国在住)