ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

丸山茂樹が語る、一流選手の共通点 松山英樹が「尻上がりに」メダル争いまで来た理由

丸山茂樹が語る、一流選手の共通点 松山英樹が「尻上がりに」メダル争いまで来た理由

配信日時:2021年8月1日 09時01分

東京五輪ゴルフ競技(男子) 3日目◇31日◇霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉県)◇7447ヤード・パー71>

コロナ陽性の判明から隔離を経て、復帰戦として五輪を迎えた松山英樹。試合はもちろん、ラウンドもままならない中でコース入り。開幕前の様子を見ていた丸山茂樹ヘッドコーチは「仕上がりは70%」と語っていたが、そこから3日で金メダルを狙える位置まで上がってきた。

松山英樹のドライバースイングをコマ送りで

「3日目が終わって、いいショットと悪いショットがあからさまに出ている」と見た丸山。それでも、第2ラウンドはボギーなしの「64」をマーク、第3ラウンドも「67」と伸ばした強さはどこにあるのか。ショットのスタッツを見ると、フェアウェイキープ率は56位タイ、パーオン率が44位タイと本調子と比べるといいとは言えない数字。一方で、パッティングとサンドセーブ率が全選手中トップタイに立っている。

「コンビネーションとよく言うけど、ミスしたときにも、リカバリーできるアプローチやパターが要所に出ているからボギーも少ないし、見ていてすごいなと思う。どこかが悪くても、バランスを保てているのが強さ」だという。「ゴルフに完璧はない」という中で、調子が万全でないときでも、許容範囲に収める技術を持つのが一流選手の共通点。「不安を持ちながら、たぶんショットも確信は得ていない中でやっていると思うけど、その中で攻撃と防御のバランスのよさは、改めてすごいと感じます」と、松山のプレーを見ながら満足げにうなずいていた。

「尻上がりにいってくれたらいいなと思っていたけど、そのあたりは思惑通りにいっている。ここに入ってきた状態を考えると、この位置で戦ってくれていることに誇りを感じます」とここまでの健闘を讃えつつ、「彼は金メダルしか見ていない」という松山の思いも理解している。時にストイックすぎるほどにゴルフに向き合う姿勢に、練習場、スタート前には軽い話題を投げながらガス抜きをするのもコーチの役目。「明日も変わらず接していこうかなと思います。他愛のない会話から、同じように特別なにをするでもなく」と、最終決戦に向かう背中を見送る。

【この大会のニュース】

読まれています

PGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト