開幕を2日後に控えた東京五輪ゴルフ競技。大会の公式記者会見が行われ、「マスターズ」チャンピオンの松山英樹が思いを語った。
東京五輪の開催コースを写真で紹介!
3週前にコロナ陽性判定を受けてから、ようやく迎える復帰戦。マスク越しではあるものの、充実感をにじませた。「ここに立ててうれしいです」。一時は間に合わないかもしれないという気持ちもあったというが、母国開催の五輪に立てている喜びを素直に表現した。
「初めてのオリンピックなので、どういう気持ちになるか分からない」と、メジャー大会との違いを聞かれた松山。前日は、コロナから復帰後はじめて18ホールを歩いて回った。「あとは気持ちで」と、体力面での心配は、メンタル面でカバーすると力強く言い切った。
会場の霞ヶ関カンツリー倶楽部は11年前の「アジアパシフィックアマチュア選手権」で優勝した場所。その勝利で「マスターズ」出場を果たし、そして今年はそのマスターズでも優勝。世界のトッププレーヤーとして戻ってきた場では、感慨も深い。「自分が変わった場所。今回も変われる場所にしたい」と意気込む。