オハイオ州にあるファイアーストーンCCで開催されている「WGC-ブリヂストン招待」の3日目。10位タイでスタートした石川遼が、6バーディ・ノーボギーの“64”をマーク。首位とは1打差の2位タイに浮上した。
遼、イーグル奪取で10位タイに浮上!【2日目】
石川は出だしの1番でロングパットを沈めてバーディを奪うと、4番、6番でもバーディを奪い、前半で3つスコアを伸ばして見せる。昨日「今は練習と同じように打とうというのがテーマです。良い意味でスコアにこだわらずまわれているので、明日もそういう気持ちでまわっていきたい」と語っていたように、この日も落ち着いてプレーを続け、後半の10番ではティショット曲げながらもバーディ奪取に成功。12番パー3ではティショットを3メートルにつけバーディ。17番では、セカンドをバックスピンで戻してピンそばへ。6つ目のバーディを奪い一時は単独首位に躍り出た。
アダム・スコット(オーストラリア)がトータル12アンダーまでスコアを伸ばしたため、首位は譲ってしまった石川だったが、それでも2日目が終わって1打差の2位タイ。明日の最終日は、スコットと最終組をまわることが決まった。
ホールアウト後石川は「ショットの内容はうまくいかなかったのが多かった」と好スコアにも控えめなコメント。ナイスリカバリーを見せた場面もあったが「でも、リカバリーしていることは、その前にミスがあるということ。あまり自慢できないですけど」と納得はしていない様子。