オハイオ州にあるファイアーストーンCCで開幕した「WGC-ブリヂストン招待」の初日。「サン・クロレラ クラシック」で優勝を飾り、弾みをつけて今大会に臨んだ池田勇太はグリーン上で苦しみ出遅れた。
池田勇太、「ホストプロとしてやってやるという気持ち」
INスタートの池田はスタートの10番でセカンドをピン2メートルにつけるも、フックラインを決めきれずパー。するとこのホールが象徴するようにこの日はことごとくボールがカップに嫌われた。波に乗れないまま迎えた15番でボギーが先行、さらに18番、1番と連続ボギーとすると、4番もボギーとしノーバーディの4オーバーでホールアウト。72位タイと大きく出遅れた。
しかし、出遅れにも気落ちする様子はない。「終わったわけじゃないし。これから何が起こるかわからない。調子は悪くないし、ラインも読めているし、明日もがんばるだけ」。今大会でも先週から使い始めているオデッセイの新パターを投入しているが、違和感もなく打ち出せている。ひとたび噛み合えば上位進出もまだまだ可能だ。
【初日の順位】
1位:アダム・スコット(-8)
2位:ジェイソン・デイ(-7)
3位:ニック・ワトニー(-5)
4位T:ローリー・サバティーニ(-4)
4位T:D・A・ポインツ(-4)
4位T:スチュワート・シンク(-4)
4位T:トーマス・ビヨーン(-4)
4位T:ブラント・スネデカー(-4)
4位T:金庚泰(キム・キョンテ)(-4)
4位T:マーティン・レアード(-4)
4位T:パブロ・ララサバル(-4)
4位T:ライアン・ムーア(-4)
13位T:石川遼(-3)他4名
72位T:池田勇太(+4)他2名