体への負担を減らすスイング改造で復活! ウッズのドライバーショット【連続写真】
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私はこれまでタイガーがメジャーで勝つのを8回くらい撮っています(注1)。その中でも、最終日72ホール目のバーディを決めたこの一枚が、とにかく一番すごいガッツポーズでした。あのバーディで先にホールアウトしていたロッコ・メディエイトに追いついて、プレーオフに持ち込んだのです(注2)。
伏線としてあるのは、2008年の会場はタイガーが得意なトリーパインズGCだったこと。ビュイック招待もやっていたし、あそこでトータル8勝している(注3)。しかも、左ヒザの手術をした直後のメジャーだったのです(注4)。タイガーはドライバーで強振するたびに、左ヒザを痛そうにしていました。それなのに全米オープンだから、翌日にプレーオフで18ホール回らなきゃいけなくなってしまった。結局18ホールで終わらずに、19ホール目でやっと決着がついたんです。
昨年のマスターズに勝つまで、それが最後のメジャー優勝だったんですよね。私も2008年を最後に海外メジャーには行っていません。これまでのタイガーの実績はもちろんすごいけど、被写体としてもすごく魅力的。フォトジェニックなんです。やっぱりティショットが曲がるから、タイガーのゴルフは面白いんでしょうね。