日本のゴルフファンにとっての2018年は、松山英樹の成績が振るわず、少々物足りない1年という印象だったかもしれない。2月のフェニックスオープンで左手親指の付け根付近に激痛を感じ、戦線から1か月半ほど離れた松山は、復帰後は優勝戦線に絡めず、下位フィニッシュや予選落ちとなって唇を噛み締める日々を経験した。
それでも踏み留まり、シーズンエンドのプレーオフで回復ぶりを見せ、最終戦のツアー選手権を4位タイで終えた松山の姿に、彼のネバーギブアップの精神力を感じ取ったファンは多かったことだろう。
「ショットが安定してきたおかげで、求めているレベルではないが、シーズン終盤でトップ10に2回入れた。自分のゴルフはショットでどれだけ安定感を出せるか。(来年は)シーズンを通して頑張れる力を付けて、トーナメントをリードしていけたらいい」
シーズンの最後の最後に松山が来年への希望を見い出した最終戦で、勝利を飾ったのはウッズだった。
2013年8月以来、5年ぶりの復活優勝。ウッズはどん底のときも自身をサポートしてくれた周囲の人々への感謝の気持ちを膨らませ、2人の子供たちに戦って勝利する父親の姿を見せられたことを何より喜んでいた。