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ピンチ乗り越えた松山英樹 ロスト回避で次戦進出も濃厚

ピンチ乗り越えた松山英樹 ロスト回避で次戦進出も濃厚

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2018年9月2日 10時03分

デル・テクノロジーズ選手権 2日目◇1日◇TPCボストン(7,342ヤード・パー71)>

いろんな表情が入り交じったラウンドとなった。米国男子ツアーのプレーオフシリーズ第2戦「デル・テクノロジーズ選手権」2日目。イーブンパーからのスタートとなった松山英樹は、5バーディ・3ボギーの2アンダーで回り、34位タイに浮上。決勝ラウンドにコマを進めた。

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出だしの1番で7メートルを沈めてバーディ。前半は3パットボギーがありながらも順調にスコアを伸ばし3アンダーで折り返したが、10番から暗雲が立ちこめる。1.5メートルのバーディパットを外すと、その後はショットにも影響が出てしまう。14番ではティショットを大きく左に曲げ、あわやロストボールのところ、なんとか見つかりボギーで上がると、ホッとした表情。16番では30センチにつけるスーパーショットでバーディを奪い返し、2日目を終えた。

「午前中の感じはもっと伸ばせそうだったけど、11番以降はよくそこから1オーバーで上がったなという感じでした」と、後半のゴルフを振り返った松山。14番のトラブルも「最悪トリプル、ボールが見つかってボギーで上がれて良かった」と、安堵の表情を見せた。

調子が上がらないシーズを送る松山だが、この日もショットには不満が残った。「先週と違っていいのがほとんどないんですけど、それでもチャンスについたりしているのに、それを次に繋げられないのがすごく残念な感じのラウンドですね」と、納得にはほど遠いながらも、「最低限はクリアした」と前を向く。
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