<アドベントヘルス選手権 最終日◇23日◇ブルーヒルズCC(ミズーリ州)◇7383ヤード・パー72>
杉浦悠太がウイニングパットを沈め、ガッツポーズをする姿を、石川遼はグリーンのそばで見守った。その瞬間を見届けると、両手のこぶしを握って「カモーン!」とガッツポーズ。そして「He did it! Wow! Amazing!(彼は成し遂げた、素晴らしい)」と称賛した。
杉浦は単独首位からスタートした最終日、15番まで4つ伸ばしながらも後続の猛追を受け、2打ビハインドでラスト3ホールを迎えた。16番で残り174ヤードから30センチにつけ、17番は6メートルを沈める。そして最終18番パー5では、145ヤードから20センチにつけて3連続バーディ締め。劇的な逆転で、優勝カップを掲げた。
石川は「3連続バーディで優勝した。本当に信じられない。彼は素晴らしい選手。輝かしい未来が待ちきれないね」と、現地カメラに向けて英語で絶賛。拍手に包まれながらグリーンを降りてきた杉浦を力強いハグで迎え、祝福した。
そして、恋人でキャディを務めた高木美佑さんも労った。「彼にとっても良かったし、キャディで彼女のミユにとっても良かった。とてもハードなサポートをしているのを知っているから。ふたりとも本当におめでとう!」と言葉を贈った。
この優勝で杉浦はポイントランキングで23位に急浮上。来季の米ツアーカードが与えられる20位以内に、大きく前進した。
