ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

「自分を見失わないように」 “オーガスタ”に挑む六車日那乃がおっとり口調で示すブレない信念

「自分を見失わないように」 “オーガスタ”に挑む六車日那乃がおっとり口調で示すブレない信念

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年3月25日 12時10分

千葉県の麗澤高在学時に、日本ゴルフ協会(JGA)が選出するナショナルチームメンバー(日本代表)として活躍するなど、トップアマとして実績を積んできた六車日那乃は、今年1月にオーガスタから届いた招待状を手にしてから、「あっという間」の2カ月間を過ごしてきた。そして間もなく「オーガスタナショナル女子アマ」(3月30日〜4月2日)に挑む。

六車日那乃が私服姿でゴルファーとしての“目標”を宣言

「ワクワクしてたり、不安も大きいんですけど、楽しみという気持ちが一番大きいです」。本番まで残り2週間を切った3月中旬、19歳は笑顔を浮かべながら、おっとりとした口調で心境を話した。日の丸を背負ってきたこともあり、海外での試合経験も他のアマチュア選手に比べると豊富。それでも「マスターズ」の会場でもあるオーガスタ・ナショナルGCで試合をするチャンスが訪れ、「“うわぁ”って感じでした(笑)。一生のうちに行けるかどうか分からない場所。うれしいし、よかったなって思いますね」と感慨は深い。

出場が決まってからは、知人からもらったDVDで研究を重ねた。それは昨年のマスターズで松山英樹が4日間プレーした映像。「選手目線でコースを見ることができました。意外とアップダウンがあるんだな〜とか、どういうショットが必要かなどを勉強して、それを練習しています」。そのDVDの最後は、もちろん初めての日本人マスターズ王者が誕生するというものだ。最高の瞬間もバッチリと追体験してきた。

では、それを分析することで何を感じたのか? 例えば、これまで1本のウェッジに頼りがちだったアプローチだが、バリエーションを増やす重要性を感じた。ただそういう細かいプレーももちろんだが、何よりも“イメージ”を大事にここまで準備を進めてきた。「私が練習する場所は平らな場所が多いけど、ここは(打球に)高さを出してみようとか、そういうことを考えながら練習しています」。つまり頭のなかで、今いる場所を鮮やかにアザレアが咲く本番のコースだと想像しプレーする、というわけだ。

昨年10月から、上田桃子や吉田優利らが師事するプロコーチの辻村明志氏に指導を受けている。招待状が届いた時は、もちろんコーチも大喜びだったという。『結果は気にせずに、今やってきたことを存分に出すこと』、『最高な準備をして臨もう』というアドバイスも授けられた。それは例え難しいコース、困難な状況、そして体格で劣る海外選手を前にしても、「絶対に自分を見失わないように」するための準備をさす。

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

アマチュア・その他 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    終了
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト