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1st落ちも…繰り上がりから増枠出場権獲得! 高木優奈、盟友・原英莉花に「来年は優勝する試合で…」

1st落ちも…繰り上がりから増枠出場権獲得! 高木優奈、盟友・原英莉花に「来年は優勝する試合で…」

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2020年12月4日 07時30分

“ラッキーガール”高木優奈 つかんだチャンスを21年に生かす
“ラッキーガール”高木優奈 つかんだチャンスを21年に生かす (撮影:ALBA)
JLPGA増枠予選会ファイナルステージ 最終日◇3日◇有馬カンツリー倶楽部(兵庫県)>

有馬カンツリー倶楽部で行われた「JLPGA増枠予選会ファイナルステージ」最終日。高木優奈がトータル4アンダーの5位で来年の“増枠”ぶんの出場権を得た。

シブコからフラワーアタックを食らう原英莉花【写真】

奇跡と言ってもいい出場権獲得だった。前週に行われたファーストステージA地区では、47位とファイナル出場にわずか1ランク届かず。しかし、本多弥麗がファイナルを欠場したことにより、繰り上がりでの切符をつかむと、初日こそ出遅れたものの「69」、「70」と2日目以降に結果を残して出場が望めるトップ10入り。結果が出た直後には自身のSNSで「繰り上げられて本当に良かった…ラッキーマン」と幸運をかみしめた。

高木は昨年のプロテストで不合格ながらも、ステップ・アップ・ツアー優勝の資格で単年登録。20年はルーキーとして戦った初めてのシーズンだった。だが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により中止が相次ぐなど異例のスケジュールに。それでも「毎試合成長できたらいいなと思っていた。延期になったことに関しては自分的にはラッキーというかいい方に、逆にチャンスだなと思えた」と前向きさを失わずに戦った。その結果が、予選会へとつながった。

一方で悔しかったこともある。ジュニア時代から仲の良い原英莉花が今年2勝(日本女子オープン、JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ)を挙げたが、その場で祝福することができなかった。「優勝する試合でいつもその瞬間に立ち会えない。来年は優勝する試合にいられるように頑張ってくるねって言いました(笑)」。そんな謙虚?な友達思いの目標も、折れそうな心をつなぎとめるには必要だった。

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