先輩・原英莉花の背中追う！ 鶴岡果恋が「狭き門」を4位で突破

＜JLPGA増枠予選会ファイナルステージ 最終日◇3日◇有馬カンツリー倶楽部（兵庫県）＞＞

先輩の背中を追う！ 2日目を終え首位タイに立っていた21歳の鶴岡果恋が、トータル5アンダーの4位で増枠予選会を突破。来年出場枠の拡大が予定されている10試合程度に出場できる見込みとなった。

印象が変わる！　髪をほどいた鶴岡果恋がこちら【写真】

初日1オーバー・27位タイから、来年の出場権が得られるボーダーラインのトップ10に“ナイスカムバック”。「始まるときは狭き門だなと思ってましたが、出るからには10位以内にと思ってプレーしました。初日に悪かったところがカバーできたり、不調だったパターが入って流れがよくなったり、成長を感じました」と見事に来年の試合出場へとつなげた。

QTランク42位で迎えた今季は、ここまで7試合に出場。「NEC軽井沢72ゴルフ」では10位タイにもなったが、5試合で予選落ちと壁を乗り越えることができなかった。そこで心機一転、環境を変えた。1週間ほど前に、生まれ育った神奈川県から、指導を受ける重田栄作コーチが住む山梨県へと引っ越し。「2月には事務所の合宿が入っていて、その後はコーチにみっちり見てもらいます」と、ゴルフ漬けのオフを過ごしていく。

2018年に神奈川県の湘南学院高校を卒業。同じ高校の1学年上には、今年メジャー2冠を達成した原英莉花がいる。ジュニア時代、高校時代など多くの時間をともにした「尊敬」する先輩だ。「ずっと間近で見ていて、ストイックな部分などから刺激をもらっています。落ち着いたら、食事に行ってたくさんお話したいですね」。近くにある“お手本”も参考に、来年もレギュラーツアーを戦っていく。