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日本のみならず世界での活躍を夢見る若手女子選手に成長の機会を提供するゴルフツアー

菊地りおが24年シーズン皆勤賞「失っていたものを見つけられた」【マイネクヒロインツアー】

2024年「マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー」に全試合出場した菊地りおがシーズンを振り返った。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2025年2月6日 12時30分

全試合出場を果たした菊地りお
全試合出場を果たした菊地りお (撮影:福田文平)

年間を通じて活躍した選手のみが出場できる昨年のマイナビネクストヒロインゴルフツアー(以下、マイネク)最終戦(11/14~15の2日間大会)には、JLPGA最終プロテストを突破した都玲華、青木香奈子、手束雅、平塚新夢、水木春花ら38人が参戦。優勝賞金500万を目指して熱い戦いが繰り広げられ、平塚の勝利で2024年シーズンの幕が下ろされた。

【写真】青木香奈子の“24年の一文字”

2000年生まれのプラチナ世代である菊地りおは、唯一全試合に出場して皆勤賞を達成。この1年を通して大きな成長を実感している。「私の実力だけではなく、皆さんが投票や応援してくださったおかげだったので、本当に感謝しています」と日頃から応援してくれているファンへの感謝を口にした。一方で、「年間を通して試合に出ることができたのは良かったけど、ポイントランキング28位だったのはいけない」と、成績には満足していない。

最終戦では「優勝したかったんですけど、コースが難しいという印象を残しすぎたまま回ってしまった」と初日は2オーバー・19位タイ。「難易度が高くて、守りに入ってしまった。今思うと積極的に狙っていくべきだった。そうしていたら結果が違ったのかな」と悔しさをにじませた。

最終日は「午前中は調子が上がらなかったんですけど、後半は気持ちを切り替えて、攻めることに集中できた」と奮闘したものの、トータル4オーバー・21位タイでフィニッシュ。「上手く攻めるゴルフができるようにならないといけないなって思う2日間でした」と、トリッキーなコースへの対応力を課題に挙げた。

それでも、全試合に出場したことで「色々な考え方やマネジメント、精神的な部分を試すことができた。自分がどんなゴルフをしたいか、どういう気持ちでプレーしていきたいかが少しずつ見えてきた。今更かもしれないけど、失っていたものを見つけられた一年」だったと総括。大きな収穫と確かな成長を実感するシーズンとなった。

自身のゴルフを再発見できた2024年。そして迎える2025年のラストイヤーでさらなる飛躍を目指す。

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