<マイナビカップ(1日競技)◇10日◇瀬田ゴルフコース・北コース(6,453ヤード・パー72)>
マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー参戦2年目の23歳、星野瑠菜が念願の初優勝を飾った。今季はなかなかショットの調子が上がらなかったが、プロテストを前に「これは良くならないわ」とマネジメント重視のスタイルを確立。先週のプロテスト2次予選突破に続いて、ネクヒロでも結果を残した。
首位タイで迎えた後半に一気にライバルたちを突き放した。10、11番を連続バーディとするなど、4ホールで3つスコアを伸ばすと、14番パー4ではグリーン右サイドのバンカーからチップインバーディ。瞬く間に4打のリードを奪った。
「10番はイメージ通りのバーディだったんですけど、その後は流れで取った感じ。バンカーショットはもちろんですし、強いなと思ったパットが入ったり、ミスショットがチャンスについたりラッキーでした」と振り返った。
とはいえ、運を呼び込むのも実力だ。3月の第2戦でプレーオフの末の2位に食い込んだが、その後は調子を落とした。「勝ちたいなと思って、全部攻めて、ちょっともミスも許されないようなゴルフをして、自分を追い込んでいたと思います」。結果が出ないことで、ショットの不調は長引いた。
そんななかで、イケイケのゴルフと決別し、今の状態でもスコアが作れるマネジメントに一気に舵を切った。「まず出ないんですけど100点のショットが出たらグリーンセンター。ミスっても大丈夫なように狙っています」。プロテストでも、ネクヒロでもこのニュースタイルがハマっている。
身長157センチと決して大柄ではないが、飛距離にはこだわりがある。「170センチ以上の人には負けるけど、身長の割には飛ぶ方だと思います。230ヤードのバンカーはキャリーで越えるので、トータルは240~250ヤードですね」
これを後押しするのがキャロウェイの「CHROME TOUR」。以前は別のメーカーのボールを使用していたが「ボールを替えてから飛んでますね。キャロウェイのボールは初速が出ると思います」。飛距離を生むスピード感とグリーンではしっかり止まるアイアンショットでのスピン性能がスコアメークに繋がっている。
今大会の優勝賞金は50万円。「4月以降はほぼ賞金ゼロで、全試合赤字だったんで、これでちょっとは美味しいものが食べられるかな(笑)」。さらに気持ちよく飛ばせるよう、11月の最終プロテストに向けて、しっかりエネルギーを蓄えてもらいたい。
※マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー(共催:株式会社マイナビ、株式会社ALBA、株式会社ALBA TV)は「将来有望な若手女子ゴルファーに真剣勝負の機会を提供して大きく羽ばたいてもらいたい」という思いから2019年に開始。26年は過去最多の18試合を予定。出場選手はポイントランキング、前回大会成績上位者、主催者推薦、QTランク、ファン投票などにより決められる。
