<ウォルマートNWアーカンソー選手権 初日◇25日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
西村優菜が圧巻のゴルフを見せた。6つのバーディに加え、最終18番のイーグルで8アンダーをマークし、単独首位発進を決めた。
出だしから快調だった。スタートホールでは52度のウェッジで1.5メートルにつけると、2番も同様のシチュエーションから連続バーディ。7番からは3連続と、チャンスをモノにし続けてバーディを積み重ねていった。
「後半はチャンスについていたのですが、なかなか決め切れなくて」と、あと一筋という惜しいパットも続き、パーを並べる展開になった。それでも17番のバーディで再びスコアが動き出すと、首位と1打差で迎えた最終18番をイーグル締め。リーダーボードの頂点まで駆け上がった。
その18番、ビトゥイーンの距離だったというセカンドショットは、3番ウッドでフェード狙いだったが、「まっすぐ行ってしまいパーフェクトではなかった」と振り返る。それでもグリーンに着弾すると、約6メートルのイーグルパットをねじ込んだ。
「久しぶりという感じです」と、フェアウェイキープ率、パーオン率はともに100%で、表情にも充実感がにじむ。「ボギーになりそうなところはなかった」と危なげないゴルフを披露し、米国女子ツアーで自己ベストとなる「63」をマークした。
これまでは昨年の「アニカ・ドリブン by ゲインブリッジ at ペリカン」の第2ラウンドで記録した「64」が同ツアーでのベストスコアだった(※ダブルス戦「ダウ選手権」を除く)。また、同ツアーで初の首位発進となった。
シーズンも後半戦に入り、大量ポイントが欲しいところ。来季フル出場権が得られる「カテゴリー1」入りを果たせる80位以内が狙いだが、現在、西村のポイントランキングは103位。秋のアジアシリーズへの出場は厳しく、限られた試合の中でポイントを獲得しなければならないなか、単独首位発進と意地を見せた。
「あまり気にせず。ブレーキをかけたらもったいないので、守りに入らず、何も恐れず、結果がどうであれアグレッシブに行けたら」。今大会は年間2回しかない3日間大会。まずは“足踏み”することなく、この勢いを維持したいところだ。
