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「若いうちにできているのは恵まれている」 竹田麗央にとっての“いい経験”とは?【“最強女王”の単独インタビュー】

今季から米国女子ツアーに主戦場を移す竹田麗央に単独インタビューを行った。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年9月4日 12時00分

凱旋門からみえたエッフェル塔。パリで過ごしたオフが楽しすぎたようです(本人提供)
凱旋門からみえたエッフェル塔。パリで過ごしたオフが楽しすぎたようです(本人提供)

2024年に国内女子ツアー女王を戴冠した竹田麗央は、今年から米国女子ツアーに挑戦し、ルーキーとして戦っている。3月「ブルーベイLPGA」で優勝を飾り、すでに米通算2勝。年間ポイントランキングでも上位につけ、世界トップランカーとして活躍中。そんな竹田の内面を覗く。全3回のうち2回目。※取材は7月中旬

【オフ写真】イギリスの地下鉄でポーズをとる竹田麗央

――“私、ここで戦える”と思ったタイミングはいつでしたか?

1試合目からすごく手応えはありました。自分のプレーができれば、上位にもいける感覚というのはつかめたので、だんだん上がっていったって感じです(直近2シーズンの優勝者のみが出場できる開幕戦で8位)

――ルーキーイヤーも折り返し地点。いまの自分をどのように感じていますか?

毎試合毎試合が本当に初めてで。すごく楽しみな気持ちと、(プレーする)国が変わったりするので、そのあたりの難しさはあります。でもすごくいい経験ができていると思いますし、その中で自分のプレーが出せればなって思っています

――まだシーズン途中ですが、ランキングも軒並み上位ですね

まだ、そんなに意識しているわけではないです。本当に1試合1試合の積み重ねで、シーズンの最後に何位だったっていうのが大事だと思うので。いまはそんなに意識していないです

――まだプロ4年生ですが、すでに米ツアーの上位で争っています

(プロ入りから)あっという間と言えばあっという間です。毎試合でベストを尽くすっていうことが、本当にできていると思います。すごくいい経験ができています

――竹田選手にとっての“いい経験”とはどんなものですか?

1年間試合があるので、波もあります。その中でいろんな悔しい思いをしたり、優勝もしたり。そういういろんな経験ができています。今年は海外のツアーなので、行ったことがない国、場所ばかりで、それが若いうちに経験できているのはすごく恵まれているなと感じます

――今季は中国大会で1勝を挙げています。残りはどのようなシーズンにしたいですか?

アメリカ本土で優勝したいっていうのがまずあります。そこに向けて残りのシーズン頑張っていきたいです。あとは、最後の試合までケガなく終わりきれればいいかなと思います

■竹田麗央のプロフィール
2003年4月2日生まれ、熊本県出身。2022年のプロテストに一発合格。地元開催の24年「KKT杯バンテリンレディス」で初優勝を果たすと、「ソニー日本女子プロ選手権」「日本女子オープン」の日本タイトル2冠を含む8勝を挙げ、女王に輝いた。日米共催「TOTOジャパンクラシック」を制したことで、米ツアーメンバー入りを決めた。おばに元賞金女王の平瀬真由美がいる。日本8勝、米2勝。ヤマエグループHD所属

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