<ホンダLPGAタイランド 初日◇19日◇サイアムCC オールドC(タイ)◇6649ヤード・パー72>
昨年大会2位の岩井明愛、開催地タイ出身で世界ランキング1位のジーノ・ティティクル、そして昨年覇者のエンジェル・イン(米国)が集まった注目組には、スタートホールから大勢のギャラリーが詰めかけた。
『あきえちゃん頑張れー!』。岩井がティショットを放ち、ティイングエリアからセカンド地点へ向かう際、日本人ギャラリーから大きな声援が飛んだ。「初めてでしたね。初日でこんなに人が多い中でプレーしたのは。すごく楽しかったですし、たくさんのお客さんがいる中で回れてうれしかったです」と笑顔を見せた。
今大会には日本勢12人が出場。コース内には日本人ギャラリーの姿も目立ち、岩井の名前が入った垂れ幕やタオルを手に、18ホールを帯同するファンもいる。「そういう掛け声はアメリカツアーだとあまりないので、今週は聞けてうれしかったです」。海外のギャラリーからも声援が飛び、その人気ぶりを感じさせるが、本人は「いやいや、そんなことないです」と照れ笑いを浮かべ、謙遜する。
大観衆のなかでのラウンドは、4バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「71」。1アンダー・44位タイの滑り出しとなった。「楽しかったです。もう少しだなっていう感じですね。フィーリングはそんなに悪くないので、だんだんとよくなっていくかなと思います」。悔やまれるのは、後半11番パー4のダブルボギー。ティショットを左に曲げ、2打目は「対応しにくい」ライへ。不運も重なったが、「自分が対応できなかったので…。でも勉強になりました! まあ、こんなときもあります!」と、それも前向きに受け止める。
この日はティショットが思うようにいかず、フェアウェイキープ率は50%(7/14)。それでも12回のパーオンから4バーディを奪い、アンダーパーでまとめた。「あすにつながりそうです。やっていく中で、少しずつスイングが良くなってきた。きょうのドライバーはしょうがないかなと。いいスイングになってきたと思うので、あしたは大丈夫かなとは思います」と力を込める。
同組の2人のプレーには刺激を受けた。「さすがだなと思いますね。上手い! みんな上手い。彼女(ティティクル)の人気もすごいですし、ゴルフも見ていて安心するプレーなので。エンジェルさんもめちゃくちゃいいドライバーを打っていていいな…と思いながら、見ていました。上手かったです」と称賛を惜しまない。
少し出遅れた形にはなったが、まだ初日が終わったばかり。「(あしたも)伸ばし合いになると思うので、できるだけ攻めるプレーをして、バーディを取れるように頑張ります!」。昨年大会のリベンジへ、2日目以降はリーダーボードを駆け上がる。(文・高木彩音)

