昨年、現役を退いたメジャー2勝を含む米ツアー通算6勝のユ・ソヨン(韓国/35歳)が、韓国で豪華な結婚式を挙げた。韓流スターさながらのイケメン新郎とともに、美しいウエディングドレス姿を披露。豪華なシャンデリアと白い花々に囲まれた挙式には、日本の宮里藍や上田桃子をはじめ、元世界ランキング1位のパク・インビ、申ジエ(ともに韓国)、ヤニ・ツェン(台湾)ら豪華メンバーが参列した。
今年4月、お見合いで出会った韓国在住のマシュー・ジョン氏と婚約。「彼は韓国系米国人。25歳までアメリカにいて、2012年から韓国に移住しました。そして私と“お見合い”して、すっかり意気投合しました」とソヨンは米メディアに明かしている。
2011年に「全米女子オープン」、2017年に「ANAインスピレーション」(現シェブロン選手権)を制覇。現在は米LPGAツアーのインタビュアーとしても活躍している。
「韓国TVと、韓国のナショナルゴルフを発展させたい。チャンスがあればゴルフコースの設計もやってみたい」と新たなステージに前向きな姿勢を示す。今年10月に韓国で開催された国別対抗戦「ハンファ・ライフプラス・インターナショナルクラウン」ではコンサルタントを務め、翌週にマレーシアで開催されたLPGAツアー「メイバンク選手権」では、国際映像で英語解説を担当した。
2012年のルーキーシーズンには「英語でインタビューされるのが嫌だから、他の人が勝ってほしいと願っていた」と語った逸話もある。その後は格段に英語が上達し、ツアー随一のインタビュー対応力で知られる存在となった。
ちなみに、夫のジョン氏は大のゴルフ好きだという。その腕前については、「彼はとても上手くなりたがっている。でもまだ…(笑)」と、ユーモアを交えて話している。(文・武川玲子=米国在住)
