<ウォルマートNWアーカンソー選手権 最終日◇27日◇ピナクルCC(アーカンソー州)◇6438ヤード・パー71>
西村優菜が米国女子ツアー初優勝を飾った。5打リードの単独首位で最終日に突入し、1イーグル・5バーディ・2ボギーの「66」をマーク。一度は猛追してきた岩井明愛に首位の座を渡したが、すぐさま取り返すと、トータル21アンダーでそのまま逃げ切り。完全優勝となった。
2019年度のプロテストに合格。日本ツアーで6勝(うちメジャー1勝)を挙げると、22年末の米最終予選会(Qシリーズ)で限定的な出場権を得られる24位で終えた。米ツアー1年目は、今大会で3位に入るなどの活躍で、年間ポイントランキングは48位だった。だが、2年目は69位、そして昨年の3年目は115位と右肩下がり。出場権をかけたQシリーズに“戻ってくる”ことになったが、24位で突破し、今季出場権を得ることができた。
ここまで15試合で予選通過6回と苦しい時間が続いていたが、過去に宮里藍(12年)、畑岡奈紗(18、21年)が勝利した日本勢にゆかりある大会で開花。歓喜の瞬間を迎えた。
日本勢のツアー初優勝は26人目。また、海外での米ツアー優勝は18人目となった。
今季は山下美夢有が2勝、ツアーメンバーではない桑木志帆が1勝。西村で日本勢3人目、通算4勝目となった。
【日本勢米ツアー優勝者一覧】
■樋口久子 2勝
1977年 全米女子プロゴルフ選手権 ほか
■岡本綾子 17勝
1982年 アリゾナ・クーパークラシック ほか
■小林浩美 4勝
1993年 JAL・ビッグ・アップルクラシック ほか
■福嶋晃子 2勝
1999年 ザ・フィリップス招待 ほか
■宮里藍 9勝
2009、11年 エビアン・マスターズ ほか
■宮里美香 1勝
2012年 セーフウェイクラシック
■山下美夢有 4勝
2025年 AIG女子オープン(全英)ほか
■野村敏京 3勝
2016年 スウィンギング・スカートLPGAクラシック ほか
■畑岡奈紗 7勝
2018年 ウォルマートNWアーカンソー選手権 ほか
■渋野日向子 1勝
2019年 全英AIG女子オープン
■笹生優花 2勝
2021、24年 全米女子オープン(21年はUSLPGAの記録上はフィリピン国籍での優勝)
■古江彩佳 2勝
2024年 アムンディ・エビアン選手権 ほか
■竹田麗央 2勝
2025年 ブルーベイLPGA ほか
■西郷真央 1勝
2025年 シェブロン選手権
■岩井千怜 1勝
2025年 リビエラマヤオープン
■岩井明愛 1勝
2025年 スタンダード・ポートランドクラシック
■桑木志帆 1勝
2026年 AIG女子オープン(全英)
■西村優菜 1勝
2026年 ウォルマートNWアーカンソー選手権
以下、日本国内で開催される日米共催試合のみの優勝者
■岡田美智子 1勝
1978年 LPGA ミズノ・ジャパンクラシック
■大迫たつ子 1勝
1980年 マツダ・ジャパンクラシック
■吉川なよ子 1勝
1984年 マツダ・ジャパンクラシック
■森口祐子 1勝
1987年 マツダ・ジャパンクラシック
■平瀬真由美 1勝
1996年 東レ・ジャパンレディースカップ
■上田桃子 2勝
2007、11年 ミズノクラシック
■鈴木愛 1勝
2019年 TOTOジャパンクラシック
■稲見萌寧 1勝
2023年 TOTOジャパンクラシック
