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流れを待つも沈まない… 15ホール連続パーの西村優菜 「このゴルフでスコアにならなかったのは残念」

西村優菜は初日に53位タイと出遅れながら、2日目と最終日に伸ばして30位タイでフィニッシュ。しかしその表情は晴れなかった。

所属 ALBA Net編集部
高桑 均 / Hitoshi Takakuwa

配信日時:2023年6月12日 11時45分

<ショップライトLPGAクラシック 最終日◇11日◇シービューGC ベイC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>
 
スタート直後の2番、3番で連続バーディ。順位を上げてチャージ開始かと思われたが、その後は伸び悩んだ。ボギーなしの2バーディで連日の「69」。トータル4アンダーの30位タイで終えた西村優菜は複雑な表情だ。

フェウェイキープは連日高い水準で、最終日はパーオン14回。もう少し…という状況で、バーディパットが沈まない。「2番、3番を獲れて、そこから流れがつかめるといいんですけど」と、ガマンの15ホール連続パー行進となった。「ゴルフ自体はぜんぜん悪くなかったけど」と内容には満足なだけに、最後の決め手に欠けた。
 
「打ちたいところには打てていたけど、タッチが合っていなかった」と、芝目が強く重いグリーンに最後まで苦戦。4番以降は流れをつかむきっかけのパットがカップに嫌われ続けた。「ショットに関しても安定してきているので、このゴルフでスコアにならなかったのは残念」と振り返った。
 
スコアに表れないとはいえ、全体の満足度は高い。「自分のゴルフが良くなってきているところは確実にある」と言い聞かせ、次戦に臨む。「流れは運もあるので、ガマンしながら続けられたらいいかな」。米ツアールーキーシーズンで殻を破る、そのときを待つ。(文・高桑均)

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