タイガー・ウッズ(米国)とローリー・マキロイ(北アイルランド)が発案したインドアゴルフの新リーグ『TGL』。その女子リーグとなる『WTGL』が設立されたことが6日、米国女子(LPGA)ツアーと、ウッズとマキロイが設立したTMRWスポーツから共同発表された。開幕は、2026年の冬季を予定している。
LPGAツアーのコミッショナーであるクレイグ・ケスラー氏とTMRWスポーツのマイク・マッカーリー氏が揃って会見。『WTGL』は『TGL』とは別の日程で開催が予定されており、舞台は同じフロリダ州パームビーチのSofiセンターとなる。
チーム数やチームオーナーについては今後調整されるが、マッカーリー氏は「すでにTGLのチームオーナー、また新しいオーナー候補から興味があると連絡を受けている」と明かした。昨年7月にコミッショナーに就任したケスラー氏は、「TGLの示すデータは、すべてより若いファン層を呼び込んでいる。これはLPGAツアーが長期的に成長するために素晴らしいことだ」と話した。
TGLのリサーチによると、初年度となった昨季は、全米のスポーツ番組の中でNBAに次ぐ2番目に若年層の視聴者を獲得。視聴者の年齢中央値は52歳で、18〜49歳が全体の41%を占めた。
またTGLを視聴した人の10%が米国男子(PGA)ツアーをこれまでより多く視聴。また18〜34歳のTGL視聴者は、PGAツアーを定期的には観戦していなかったことから、これまでのPGAツアーとは違うファン層がTGLを視聴したとされた。LPGAツアーも新たなファン層の獲得を目指していく。
また、TGL視聴者の約10%は、それまでよりも多くPGAツアーを視聴するようになったという。さらに18〜34歳のTGL視聴者の多くは、PGAツアーを定期的に観戦していなかった層であり、TGLが新たなファン層の開拓に成功したことが示された。LPGAツアーも『WTGL』を通じ、同様に新規ファンの獲得を目指していく。
なお、松山英樹はTGLでボストン・コモンGCのメンバーとして参戦している。今季LPGAツアーに出場する日本勢15選手の中から、『WTGL』に参戦する選手は現れるのか。今後の動向に注目が集まる。(文・武川玲子=米国在住)
