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「ボギーを叩きそうなゴルフ」 古江彩佳はバーディなしで日米ワースト『79』

古江彩佳が日米自己ワーストの「79」で出遅れた。

所属 ALBA Net編集部
笠井 あかり / Akari Kasai

配信日時:2025年6月20日 14時00分

<KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日◇19日◇フィールズランチ・イースト(テキサス州)◇6604ヤード・パー72>

古江彩佳らしくない、精彩を欠いたラウンドだった。バーディを奪うことができず、5ボギー・1ダブルボギーの「79」で7オーバー・135位。日米通じて自己ワーストスコアで大きく出遅れた。

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「出だしからティショットがまっすぐ行かなかったり、ショットで悪い部分があって、ボギーが多かった。耐えながらですけど。ボギーを叩きそうなゴルフが多かったなっていう感じでした」

出だしの10番では、ティショットがフェアウェイバンカーにつかまりボギー発進。18番では、ティから230ヤード地点のフェアウェイど真ん中にあるバンカーに入った。アイアンでの2打目は飛距離が出ずに手前のクリークへと落ち、4オン2パットのダブルボギー。後半も4ボギーと落とした。

「いいショットをしても、予想していない方向に跳ねたりする。その辺りもすごく難しい」。タフなメジャーセッティングへの対応事前に、自身の調子が上がらない。フェアウェイキープ率は57%で、パーオン率はわずか39%。「きょうはショットの悪い部分がこのスコアにつながった」と、淡々と振り返った。

ひとつでもバーディを取れれば、流れが変わっていたかもしれない。そんなことも頭をよぎるが、「スコアを気にするよりも、集中してショットができたかどうかにフォーカスをしていた」と強調する。「できたこともあったし、できなかったこともあったし。そんなに深くは考えていない」と気持ちを切り替えている。

暫定カットライン(70位タイ)までは4打差。あすはさらに風が強まる予報で、耐えながらもスコアを伸ばせれば、予選通過が見えてくる。「自分が思った通りに打てるかどうか次第」。好スコアで初日の悔しさを晴らしたい。(文・笠井あかり)

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