<フォード選手権 3日目◇28日◇ワールウインドGC(アリゾナ州)◇6675ヤード・パー72>
初日「68」、2日目に「65」をマークし、8位で迎えた岩井千怜が6バーディ・1ボギーの「67」をマーク。日本勢トップタイのトータル16アンダー・3位タイで最終日に進む。
「すごくリラックスしてスタートできました」と、心身ともに落ち着いた状態でプレーできたことが好スコアにつながった。一方で、「永遠の課題といいますか、急にリラックスする日もあれば、急に緊張しだす日もあれば…。それは自分でもまだわからない」と、メンタル面には課題を感じている。
それでも「きょうはリラックスして全部通してできたので、成長したというか、そういうシチュエーションを増やしていくことが大事かなと思いました」と手応えも口にする。理想の状態を自ら作り出すきっかけを、さらに積み重ねていきたい。
今大会は15番や18番など、いくつかのホールのグリーン周辺にギャラリースタンドが設けられ、音楽が流れる中、観客が飲食を楽しみながら観戦する独特の雰囲気に包まれている。「この大会の雰囲気が好き。音楽が流れているのがいいなと思いながらプレーしています」と笑顔。自身のSNSでダンス動画を投稿するなど、にぎやかな空間を好むタイプだけに、今週はリラックスした様子でプレーできている。
スタンドからは、今年から変更したツアー登録名『Chizzy!(チジー)』と呼ぶ声も多く、「うれしかったです」と表情を緩めた。ボールをプレゼントするなど、ファンサービスで応える場面も見られた。
首位のキム・ヒョージュ(韓国)がトータル25アンダー、2位のネリー・コルダ(米国)がトータル21アンダーとその差は大きい。それでも「まずは自分のプレーに集中すること」とテーマを掲げる。そのうえで、「歓声を沸かせられるような、楽しいゴルフをしたい」。最終日も“Chizzy”のパフォーマンスで会場を盛り上げる。(文・高木彩音)

