ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ

注目!
ツアー情報

ジャンボ軍団が明かす原英莉花の米下部ツアー参戦への“決断 ”「自分のゴルフが頼りなくなった」

9日、ジャンボこと尾崎将司が自身のゴルフアカデミーで『ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションsupported by ISPS HANDA』が開催された。

所属 ALBA Net編集部
齊藤 啓介 / Keisuke Saito

配信日時:2025年2月11日 23時00分

左から飯合肇、尾崎健夫、尾崎直道、金子柱憲
左から飯合肇、尾崎健夫、尾崎直道、金子柱憲 (撮影:ALBA)

9日、ジャンボこと尾崎将司が主催する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクションsupported by ISPS HANDA」が行われ、尾崎健夫、尾崎直道、飯合肇、金子柱憲の4名がセレクションに参加。門下生の原英莉花や西郷真央の活躍について語った。

【去年の写真】ジュニアのスイングに熱視線を送るジャンボ

セレクションは、アカデミーへのいわば“入門テスト”で毎年、ジャンボ自らが視察を行いジュニアを選抜する。しかし、この日は高熱による体調不良のため欠席。“代打”としてジャンボ軍団から4人が参加することとなった。

門下生からスター選手を何人も輩出。代表されるのはやはり、その実績は語るまでもないが国内メジャー3勝を含む通算5勝を挙げる原、「全米女子オープン」で2勝を挙げる笹生優花、昨年の米国女子ツアーで『ルーキー・オブ・ザ・イヤー』に輝いた西郷、さらには佐久間朱莉らだろう。

米ツアーでルーキーイヤーながら堂々たるプレーみせた西郷について、健夫は「1年であんなに体を作れるなんて。うちらの時は走り込みをしてもダメだった」と感心するばかり。これには飯合も「やりがいも出ていると思う。だからいくら体をいじめても辛さに勝つよ」と、仕上がりの高さにうなずく。

そして、今年から米国下部のエプソン・ツアーを主戦場にする原については、「コースの環境もあるし、心配だよなぁ」と4人が口を揃えた。

原は、2023年5月には持病の椎間板ヘルニアの摘出手術を受けた。その後リハビリを経て復帰し、同年9月の「日本女子オープン」で復活優勝を挙げた。しかし、再発を懸念して十分な練習が積めず、昨年は未勝利に終わり、「資生堂レディス」の3位が最高位。もどかしさが残るシーズンだったことは間違いない。

そして、飯合はジャンボの誕生日の時、原からこの決断に至ったワケを聞いていた。「自分のゴルフが頼りなくなってきた。飛ばして有利に立っていたゴルフから、フェアウェイに打ちに行くゴルフになっていた。(環境を)思い切って変えてみたいから下部からでもやってみたい」。こんな思いを胸に原は、下部ツアーへの挑戦を選んだ。

健夫も原の選択を後押し。「27歳なんだから。30歳になったら世界一にならなきゃ。行った甲斐がない」とエールを送ったと話した。愛弟子の活躍を願う4人の表情は、温かかった。(文・齊藤啓介)

関連記事

LPGAツアー 週間アクセスランキング


大会情報

  1. PGA (米国男子)
    2025年3月13日 3月16日
    速報中
    ザ・プレーヤーズ選手権
  2. LIV GOLF
    2025年3月14日 3月16日
    開催中
    LIVゴルフ第4戦 at シンガポール
  3. アマチュア・他
    2025年3月14日 3月16日
    開催中
    IOAゴルフクラシック
  4. アマチュア・他
    2025年3月13日 3月16日
    開催中
    ブルー・キャニオン女子選手権

おすすめコンテンツ

関連サイト