<HSBC女子世界選手権 3日目◇28日◇セントーサGC(シンガポール)◇6793ヤード・パー72>
初日を3位で滑り出した山下美夢有だが、この2日間は足踏みしている。2日目は4バーディ・3ボギーの「71」、3日目は3バーディ・4ボギーの「73」。トータル4アンダー・16位で最終日を迎える。
1番はフェアウェイから3メートルにつけてバーディ発進。しかし、その後は一進一退の展開になった。3番は3パットのボギー。6番は「ラフにボールが埋まっていた」と振り返る2打目がガードバンカーにつかまり、脱出に2打を要してボギーを喫した。
12番では3パットボギー。距離が短く設定された13番パー5では、バンカーtoバンカーでパー止まり。「きょうはまったくダメだった。ピン位置がすごく難しかったけれど、なかなかチャンスにつくことがなく、バーディが来なかった」と表情を曇らせた。
初日は代名詞でもある“ボギーフリー”のラウンドだったが、一転してこの2日間では7つのボギーを喫している。昨季1ラウンドの平均ボギー数は1.87で、ボギーフリーラウンドは14回でツアー1位。ボギーを減らすことをテーマのひとつに掲げて、開幕戦は3ラウンドで4個、先週は4日間で5個と安定感を示していたが、シンガポールではらしくないプレーが続いている。
「そこまで悪くないけれど、コースでとなると、練習場と同じリズムで振れていない。修正して、1つでも(バーディを)獲れるようにしたい」。まだシーズンは序盤戦。最終日に少しでも好感触を得て、3月からの米本土転戦への足がかりとしたい。(文・笠井あかり)

