フランスにあるエビアン・マスターズ・ゴルフクラブで開催されている、欧米女子ツアー共催の「エビアン・マスターズ」2日目。3アンダー8位タイでスタートした宮里藍が、7バーディ・1ボギーのバーディラッシュで、トータル9アンダーとし首位タイに浮上した。
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3番で最初のバーディを奪った宮里(藍)は、5番でもバーディを奪い前半を折り返す。安定したショットと正確なパッティングで後半に入ってもスコアを伸ばし、10番では長い距離を決め、11番では5メートルをモノにした。連続バーディの後宮里は13番でも奪い、15番ではアプローチミスでボギーを叩いたが、16、18番の上がり3ホールで2つバーディを奪ってホールアウト。米国ツアー初優勝に期待が持てる内容で2日目を終えた。
三塚優子も好調なゴルフで猛チャージをかけた。出だしの1番でいきなりバーディチャンスにつけるとこれをしっかりモノにし、続く2番でもベタピンにつけて連続バーディ。前半は6、7、9番でもバーディを奪い一時は首位タイに躍り出る。しかし後半は、なかなかバーディが奪えず苦しいゴルフが続いた。それでも我慢を続けた三塚は、最終18番でしっかりバーディを奪いノーボギーのラウンド。首位とは2打差で決勝ラウンドに進むことになった。
なお今大会に出場している日本選手は全員予選を通過。大山志保は5バーディ・1ボギーでスコアを4つ伸ばしてトータル2アンダー26位タイに浮上。3アンダースタートの上田桃子は、2バーディ・5ボギーと貯金を使い果たしトータルイーブンパー43位タイに後退。原江里菜も上田と同じくトータルイーブンパー。有村智恵は2バーディ・2ボギーのトータル1オーバー。初日1アンダーの宮里美香は76と崩れたが、トータル3オーバーでぎりぎり予選通過を決めている。
