<フォーティネット・ファウンダーズカップ 2日目◇20日◇シャロン・ハイツG&CC(カリフォルニア州)◇6542ヤード・パー72>
72位から巻き返しを狙った渋野日向子。「本当にこの2日間、パターが入っていたら良かった」と悔しい表情を見せる。
前日に続きショットでチャンスにつけることは多かったが、課題となっていたパッティングにこの日も苦戦。1バーディ・2ボギーの「73」とし、トータル2オーバー・76位タイで決勝ラウンドに進むことはできなかった。
2つのボギーのうち、2番は不運だった。ティショットはフェアウェイを捉えたが、転がって左バンカー付近のラフへ。フルスイングできるアドレスが取れず、2打目はフェアウェイにレイアップし3オン2パット。しかし、5番パー5では4メートルから3パットともったいないパッティングとなった。
それでも前日に続きショット面は安定。フェアウェイキープ率は78%(11/14)、パーオン率が72%(13/18)。ドライバーとかも(フェアウェイが)狭いなりにはよく振れていたと思いますし、ショットも要所、要所。悪いところもありますけど、比較的ミスの幅は狭いと思う。そこはオフの課題にしてきたことでしたし、気になるポイントもまだありますけど、とりあえずは悪くはないと思います」と手応えを得ている。
一方でパット数は32回。「ちょっと大きく読みすぎているかなと思います」と振り返り、カップの横を通り過ぎるシーンが目立った。「ショットの安定感はまあまああったと思うので、余計に悔しい」と唇をかんだ。
大会前の練習日には、多くの日本勢がグリーンを「重たい」「やわらかい」「止まる」と評していたが、異常気象ともいえる高温の影響で、コンディションは一変。日を追うごとに硬さが増し、“止まらない”グリーンへと変化した。この急激な変化に苦しむ声は、渋野以外の選手からも上がっていた。
「とはいえ、短い距離もあったし、そういうところで取り切れないとスコアにはならない。引き続き、自分のやるべきことをしっかりやりたい」。課題を持ち帰り、次戦へ向けて調整を進める。来週の「フォード選手権」はウェイティング2番手。出場権が巡ってきたときには、リベンジを狙っていく。(文・高木彩音)

