<TOTOジャパンクラシック 3日目◇7日◇太平洋クラブ美野里コース(茨城県)◇6598ヤード・パー72>
昨年覇者の畑岡奈紗が、優勝争いに踏みとどまった。単独首位で迎えたこの日は1イーグル・1バーディ・3ボギーの「72」。スコアを伸ばせなかったものの、トータル12アンダー・5位タイで最終日へ。首位と3打差から連覇を狙う。
午後は風が強まり、難しいコンディションとなった。後半だけで3ボギーを喫したが、17番パー5では2日連続のイーグルを奪取。「ちょっとヒールに当たったんですけど、グリーンに着弾すれば前に行ってくれるかな、という感じだったので、届いてくれてよかった」と振り返る。216ヤードの2打目は3番ウッドを手に、正面からの向かい風に真っ向勝負。2メートルにつけ、ギャラリーを沸かせた。
一日を振り返ると、「きょうはしっくり来ていない」状態だったという。パーオン率は66%(12/18)と、3日間で最も低い数字に。それでも「そのなかでオーバーパーにしなかったのは大きいと思いますし、あしたまだチャンスはあると思うので、もう1回自分のなかでショットを立て直して、あしたは思い切ってピンに突っ込んでいけるように頑張りたいです」と前を向いた。
今週は、厚い信頼を寄せる専属トレーナーの髙田洋平氏が帯同。トレーニングだけでなく、技術面でもアドバイスを受けている。髙田氏と今週テーマにしているのは、アドレスに入ってからショットを打つまで「あまり時間をかけすぎないようにして打つ」ことだ。
試合中のプレースタイルを髙田氏に見てもらったところ、「スコアがいい時ほど慎重になりすぎて、ショットを打つタイミングが少し遅くなる傾向がある」と気づいたという。「自分では気づかずにやってしまっている部分があると思うので、構えてからなるべくすぐというか、あまり時間をかけすぎないように打つイメージをしています」と取り組みを明かした。
連覇がかかる最終日も、この意識を継続する。「上位ではあるので、慎重になりすぎるというよりかは、どっちかというと、自信を持って攻めていければ少しでも多くバーディを取っていけると思う。あまり慎重にならずに攻める気持ちというのを忘れずにやっていきたいと思います」と力を込めた。
地元・茨城県での優勝は、まだない。多くの地元応援団が駆けつけるなか、その声援を力に変えて連覇と念願の地元Vをつかみ取りたい。(文・高木彩音)
