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米ツアートップ選手とのラウンドで最終調整 古江彩佳が見せたい“2年目の進化”「去年より落ち着いてる」

古江彩佳は今季メジャー初戦でも自然体。意気込みは?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年4月20日 08時00分

<シェブロン選手権 事前情報◇19日◇ザ・クラブatカールトン・ウッズ(米テキサス州)◇6824ヤード・パー72>

古江彩佳が、開幕前日に10番から9ホールを回るなど最終調整を行った。米国ツアー参戦2年目で迎える今季メジャー初戦で、“進化の跡”を見せてくれそうだ。

米国ツアーで初優勝し、難なくシード入りも果たした昨年だったが、メジャー大会は5試合中3試合で予選落ちと結果を残せなかった。先週ハワイで行われた「ロッテ選手権」のラウンド後には、「しっかり(今年はメジャーで予選)通過できるように。まずは予選通過を目指して、自分のゴルフをしたい」と話していた。

「メジャーという感じは自分のなかになかったけど、距離が長くて難しいなどのイメージが、まだ慣れていなかった1年目にはあった。そこにうまく対応できなかった」と昨年について振り返る。しかし今年はメジャー開幕前日を迎えても、「去年より落ち着いて入れるかなと思う」という言葉も聞くことができた。

開幕までに2.5ラウンドを積み、前日にはグリーン周りを入念にチェックした。そのなかで弾き出した優勝予想スコアは「1日4アンダー」。その根拠については、「風次第」と前置きしながらも、「少し(距離は)長いけど、メジャーにしては短いホールもちょこちょこある。そこはほかの選手も狙ってくる。難しいホールをパーセーブして、短いところで(バーディを)獲っていけばいい」と説明する。メリハリをつけたプレーで、チャンスを逃さないことが重要になる。

この日の9ホールは、レクシー・トンプソン(米国)を含む3人でプレー。「アメリカのトップ選手でまだ回ったことがなかった」という選手と、「たまたま」一緒に回ることができた。古江がクラブ契約を結ぶブリヂストンのボールを使用するツアー11勝の実力者とのラウンドでは、そのパワフルなプレーにも目を奪われた。最後は笑顔で記念撮影し、充実した時間を過ごすことができた。初めてのコースにも柔軟に対応し、今季最初のメジャーでも「自分らしさ」を貫きたい。(文・間宮輝憲)

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