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セミラフからのイーグル奪取で開幕 笹生優花は好発進にも慢心なし「気をつけることはいっぱい」

セミラフからのイーグル奪取で開幕 笹生優花は好発進にも慢心なし「気をつけることはいっぱい」

配信日時:2022年10月7日 13時30分

LPGAメディヒール選手権 初日◇6日◇サティコイクラブ(米カリフォルニア州)◇6635ヤード・パー72>

直近4試合連続で予選通過を果たしている笹生優花が、韓国、日本を回るアジアシリーズ前最後の米本土での試合で2アンダー・25位タイとまずまずの滑り出し。これには「安定したプレーだった。特にセカンド(ショット)」と、本人も納得の様子だ。

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ハイライトは、バーディとボギーを2つずつ記録して迎えた後半14番パー5。残り220ヤードからユーティリティで放った2打目は、グリーン右前セミラフに止まったが、そこから9メートルの3打目をパターでねじ込みイーグルを奪った。今季11個目のイーグルへの祝福には「ありがとうございます」とひと言返すのみにとどめたが、結果的にこれがそのまま初日のスコアになった形に。この日も279.0ヤードを記録した持ち味の飛距離を、しっかりとアドバンテージにできている証拠といえる。

6月から8月にかけ予選落ちも目立ったが、秋口になり成績も安定。最終日に「76」と崩して32位に終わったものの、2週前の「ウォルマートNWアーカンソー選手権」では優勝を争う位置で最終日に入る活躍も見せた。それでもあくまでも「予選通過できるように」ということを念頭に、あすもコースに入るつもりだ。

フェアウェイキープは10ホールを数え、パーオンも13ホールで成功。パットも29回でこのスコアはうなずける。ただ本人は「簡単なコースではない。難しいので気をつけることはいっぱいある」と、手綱を緩める気はさらさらない。トリッキーなホールもいくつか見受けられるが、「楽しいゴルフ場でもあるしきれい」と、それは“戦いがい”にもつながる。ひとまずは予選通過という目標とともに、首位との6打差も追いかけていく。

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