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「頑張らないといけん」 連続予選落ちにより渋野日向子にあらわれた“ある変化”【記者の目】

「頑張らないといけん」 連続予選落ちにより渋野日向子にあらわれた“ある変化”【記者の目】

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2022年9月20日 11時30分

先週行われた米国女子ツアー「ポートランドクラシック」開幕前日の14日(水)。コースに西日が差し込み始めた午後5時38分に、渋野日向子はその日の締めくくりとなったグリーン周りのアプローチ練習を終えた。

大会終了後、渋野日向子は居残り練【動画】

この日は、午前10時45分からプロアマに出場し9ホールをプレー。午後1時30分頃にプレーを終えると、しばしの昼休憩を挟み、午後2時頃からはショット練習場で1時間30分ほどクラブを振り続けた。それを皮切りに、パット練習、そして冒頭に述べたアプローチ練習へと流れる。実にハーフラウンド+3時間30分以上にも及ぶ“最終調整”を行った。

2年前にプレーしたことのあるポートランドのコースでは、精力的に汗を流す渋野の姿が印象的だった。その前週、オハイオ州で2週連続となる予選落ちを喫したこともあり月曜日にコース入りすると、さっそくプロアマ(先週は月、水と2度行われた)に参加。午前7時30分から18ホールを回ると、その後はショット、パットを確認し、最後に広大なアプローチ練習場で30分以上の時間を40〜70ヤードのウェッジショットに割いた。

さらに翌火曜日には、昼頃から18ホールの練習ラウンドを行い、そこでグリーンやその周りを入念にチェック。こまめに弾道計測器を使用するなどしてショットの調整にも努めた。プロアマの前夜祭が行われたこの日は、それが開始される午後6時ギリギリまで、1時間30分ほどショットの特打ちも。前週、課題に挙げていた『距離感』をつかもうと励んだ。

米国で渋野のトレーナーを務める藤倉法隆氏とともにそんな姿を眺めている時、オハイオ戦の終わり頃から練習量が増えた、という話しが聞けた。そこでこの練習量の変化について、最終日のラウンド後、渋野本人に聞いてみると、こんな答えが返ってきた。

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