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後ろから撮影でスイングチェックも 畑岡奈紗、6勝中3勝と得意の3日間大会の戦い方は?

後ろから撮影でスイングチェックも 畑岡奈紗、6勝中3勝と得意の3日間大会の戦い方は?

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2022年6月9日 11時00分

ショップライトLPGAクラシック 事前情報◇8日◇ストックトンシービューH&GC(米ニュージャージー州)◇6190ヤード・パー71>

前週の「全米女子オープン」は28位タイ。ここから次なるメジャーへの戦いが始まる。畑岡奈紗は2週後に控える海外女子メジャー「KPMG全米女子プロゴルフ選手権」まで2試合連続で出場し、大一番へと向かう。

打席の仕切りでテークバックを確認「フェースローテーションしないように」【写真】

全米女子オープンで口にしたスイングの修正へかなりの球数を打っている。「体の使い方が(悪いときのものが)染みついてしまっていますね。横振り気味だったのを縦にするのはなかなか難しい」とまだ“完治”とはいかない。それでもドライビングレンジの打席の仕切りを利用してテークバックを確認したり、「ボールポジションだったり、背骨が傾かないなどを見るのに後ろからもヒントがないか探っているところです」と背中方向から動画を撮影してチェックするなど模索を続けている。

米国女子ツアーで年間2試合しかない3日間大会だが、過去唯一4日間となった2020年には4位に入るなど相性は悪くない。また、米ツアーで挙げた6勝のうち4勝(1勝は悪天候のため72ホールが54ホールに短縮)が3日間大会とこちらも得意の舞台だ。「特別強い意識があるわけではないですが」としたうえで、「1日打ってしまうと4日間よりも取り返しがつかないのが3日間大会。ですので、1日ずつビッグスコアを出していく意識が4日間大会よりも強いですね」と戦い方は熟知している。

今年残り3試合となったメジャーに向けてしっくりくるスイングの復活はもちろん、勢いもつけたいところ。「来週、再来週につながるプレーができたらいいですね。練習していることも試合でできないと自信にならない。試しながらやりたいと思います」。かつて4位に入ったこともある好相性の地で、今後に向けてきっかけをつかむ3日間としたい。(文・秋田義和)

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