「私は大変なこと何にもしていないからなー(笑)。ご飯も作らんし。これからご飯くらいは作ろうかな。帰ってきたらボーーッと座っているだけ。手伝わないと(笑)」。家に居る時の様子を、渋野は笑いながらこう話していた。ただ田谷さんからは、お手伝いを申し出て、時に一緒にキッチンに立つ渋野の話も聞くことができた。
米国でも、もちろん地域差はあれど、日本の食材を手に入れることは可能。そのため“胃袋の問題”は決して大きいものではない。渋野に付いて一緒にコースを歩く田谷さんの頭のなかで、今晩の献立が組み立てられていく。さらにトレーナーも帯同しているため、コンディションを整えるための環境は充実している。
■英語も徐々に上達?
一番の不安は「英語」だと本人は明かすが、ここもマネージャーや、コース内ではキャディの通訳によって、コミュニケーションで困ったこともないようだ。さらに最近ではこんな変化も。
「英語もだんだんとですけど、いろんな単語を聞き取れるようになってきています」
