LIVゴルフで、ジョン・ラーム(スペイン)が近く離脱するのではないかとの見方が強まっている。英『テレグラフ紙』が報じた。
LIVは、4年間で50億ドル(約7962億円)以上を投じてきたサウジアラビアの政府系ファンド「PIF」が今季限りで支援を打ち切る方針を示して以降、2027年以降の運営継続に向けて新たな資金調達を進めている。
そんななか、ラームは今後数週間以内に自身の去就について最終判断を下す見通しだという。DPワールド(欧州)ツアー側は、来年はラームが同ツアーで多くプレーすることになるとの見方を強めており、LIV関係者の間でも「離脱はほぼ覚悟している」という声も聞かれる。
2週間後にミシガン州で予定されているLIV最終戦「チーム選手権」は中止が濃厚。来週のインディアナ大会が、ラームにとってのLIV最終戦になる見込みだ。
ラームはLIV参戦後の3シーズンで、賞金とボーナスを合わせて9000万ドル(約143億円)以上を稼いできた。それでも現在は、従来のツアーへ戻る道を模索しているとみられている。LIVとの契約はあと2年残っているが、2024年加入時に提示された総額3億ドル(約477億円)の契約金のうち、現在も「9桁ドル規模」の未払い分があるとされる。
PGAツアーについては、今年初めにブルックス・ケプカ(米国)へ提示したものと同様の条件で復帰を認める可能性もある。一方で、パトリック・リード(米国)と同様に1年間の出場停止処分を科され、DPワールドツアーのランキングを通じて復帰を目指す形も考えられる。
LIVとDPワールドツアーはこの件についてコメントしておらず、ラームのマネジメント側にも取材が行われている。
