LIVゴルフは27日に開幕する予定だった「LIVゴルフ・チーム選手権at ミシガン」の開催を断念した。今週開催される個人の最終戦、「LIVゴルフ第12戦 at インディアナポリス」大会に組み込まれる形をとることが発表された。
賞金総額65億円のチーム最終戦はかねてより中止の可能性が報じられてきたが、現地時間17日、LIVゴルフはようやく今週大会と“同時開催”と正式発表した。
2022年、サウジアラビア政府系ファンドのPIFから全面的な資金援助で発足したLIVゴルフだが、今年4月、PIFは突然、支援をストップすることを決定。LIVゴルフは存続危機となった。
グレッグ・ノーマン(オーストラリア)から引き継いだ現CEOのスコット・オニール氏は『2026年シーズンの資金は確保している』としていたが、すでに6月にニューオーリンズで開催予定だった「LIVゴルフatルイジアナ大会」が延期ののち中止となり、チーム最終戦も前倒しでシーズンを終えることになる。
「来季以降は投資家を探している」としていたオニール氏は8月5日、LIVゴルフのニューヨーク大会の開幕前会見で、「主要投資家との間で署名し、取締役会の承認も得た合意書を締結した」と発表。27年もLIVゴルフの継続を発表した。しかしながら投資家が誰なのか、どれだけの資金が拠出されるのかなどの詳細は公表しなかった。すでに2年連続の年間王者戴冠が決まっているジョン・ラーム(スペイン)も今季限りでLIVゴルフを去るとみられており、先行きが不安視されている。
来季は10試合に減り、賞金も減額の予定とされており、従業員や関係者への未払いも発生。中止となったルイジアナ大会では、会場となる予定だったニューオーリンズのバイユー・オークスGCでコース改修はすでに実施されており、ルイジアナ州はLIVゴルフに100万ドル(約1億5900万円)を支払っていた。
インディアナポリス大会ではエンターテインメントの一部イベントも中止となることがあわせて発表されるなど大揺れの様相。LIVゴルフ27年の開催は依然として不透明と報道されている。