PGAシニアツアー後援競技「復興応援!! 熊本・阿蘇シニアオープンゴルフトーナメント」の最終日。初日に7アンダーで首位タイに立った秋葉真一が、この日も8つスコアを伸ばし、トータル15アンダーでバーディ合戦を制した。
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「本来、バーディ合戦は得意じゃないんですけどね」という言葉どおり、秋葉は昨季のシニアツアーでパーオン率1位と本来はショットメーカーだ。距離もそれほど長くなく、2打目はショートアイアンやウェッジの距離というホールが多いコースとあって、飛ばしや有利の展開も予想できたが、13番ホール終了時点で並んでいた田村尚之は、今季ここまでのパーオン率1位。ショットメーカー同士の戦いとなった。
「それでも、フェアウエーが切れているところがあったりするので、スプーンやクリークでティショットをする場面も多かったし、ショートアイアンの距離が残るからこそ、その距離感は大事にしました」と秋葉。
試合を決定づけたのは、14番パー5。ティショットをスプーンで打ち、フェアウエーから残り250ヤードぐらいの2打目もスプーンで。グリーンの右にはずし10ヤード前後のアプローチが残った。それがチップインイーグル。田村らに2打差をつけた。