<樋口久子 三菱電機レディス 最終日◇1日◇武蔵丘ゴルフコース(埼玉県)◇6690ヤード・パー72>
今週、地元でメルセデス・ランキング(MR)2位につける佐久間朱莉が優勝したことで、昨季に続く女王戴冠の目もわずかながら残った。それでも、まだまだMR1位に立つ桑木志帆が圧倒的に有利なことに変わりはない。
通算3324.18ptの桑木と、ここで200ptを上積みし同2445.55ptにした佐久間との差は878.63ptに縮まった。ただ、来週行われる日米共催の「TOTOジャパンクラシック」終了時点で、2人の差が900ptを上回ると、桑木の女王戴冠が決まる。
TOTO以降の試合は、3日間大会の「伊藤園レディス」が優勝で200pt、4日間大会の「大王製紙エリエールレディス」は同300pt。シーズン最終戦のメジャー「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」は同400ptを得られる。つまり、最後の3大会で獲得できる最大ポイントは900pt。佐久間が3連勝し、桑木がポイントを加算できなかった場合、最大900pt差を縮めることができる。
その900ptから、現在の差878.63ptを引くと21.37ptとなるため、来週、桑木が佐久間に『21.38pt』以上の差をつけた時点で、逆転の可能性は消滅する(※)。予選落ちのないリコーカップは最下位の40位でも10ptが得られるが、21.38pt差がつくと桑木がリコーカップを欠場するなどしても確定する。
もちろんTOTOの2人の順位の組み合わせは無数にあるが、桑木がTOTOで3位までに入り、佐久間がその順位を下回った場合は、必ず21.38pt以上の差がつくことになる。TOTOで女王が決まれば、賞金で女王が決まっていた2006年の大山志保らと並び、3試合を残す最速タイ記録。女王決定がメルセデス・ランキングに統一された22年シーズン以降では最速記録になる。
※シーズン終了時に複数選手が同点だった場合
①当該年度JLPGAツアーの競技優勝回数(回数が多い者を上位とする)
②当該年度シード選手(本号内の優先順位は、前年度のメルセデス・ランキング上位順とする)
③前年度第46週に開催されるJLPGAツアーの競技(大王製紙エリエールレディス)終了時点のメルセデス・ランキング51位から55位の者(本号内の優先順位は、前年度のメルセデス・ランキング上位順とする)…などの規定がある
【最速女王決定】
■3試合残し
1997年 福嶋晃子(東レジャパン)
2000年 不動裕理(ミズノクラシック)
2003年 不動裕理(ミズノクラシック)
2006年 大山志保(ミズノクラシック)
