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通算50勝の不動裕理が失格 プロ28年目で初

レジェンド・不動裕理が初の失格処分を受けた。

配信日時:2023年5月5日 08時59分

初の失格処分を受けた不動裕理(左端)
初の失格処分を受けた不動裕理(左端) (撮影:上山敬太)

<ワールドレディスチャンピオンシップ サロンパスカップ 2日目◇5日◇茨城ゴルフ倶楽部 西コース(茨城県)◇6780ヤード・パー72>

国内メジャー初戦の2日目。ツアー通算50勝の不動裕理が第1ラウンドで規則3.3b(3)ホールの間違ったスコア』※により失格となった。プロ28年目、46歳のレジェンドはプロ人生で初の失格である。

難セッティングの第1ラウンドで不動は1番から7番までパーを並べたが、8番からは7ボギー・1ダブルボギーと8ホール連続でスコアを落とし、9オーバー「81」の106位タイ。しかし、実際には18番パー4がボギーの「5」だったが、パーの「4」としてスコア提出していた。

この日、午前7時にインの10番からスタートした不動はキャリングボードのスコアが自身の認識と異なっていることを不審に思い、競技委員を要請。11番ホールで不動と競技委員が第1ラウンドのスコアカードを確認したところ、18番ホールのスコアが本来の『5』ではなく、『4』となっていることに気づき、失格処分を受けることになった。

不動は11番でコースに引き上げ、すぐにクラブハウスを後にした。これまで国内メジャー3冠を達成しており、今大会では史上初のメジャー4冠がかかっていた。また、塩谷育代が持つ45歳345日の大会最年長予選通過記録更新の可能性もあった。

2000年から6年連続賞金女王で絶対的な強さを誇った。03年にツアー記録の年間10勝を挙げている。04年には27歳で通算30勝目を挙げ、最年少で永久シード選手となった。11年の「サイバーエージェントレディス」が最後の優勝。14年に賞金シードを手放すと、近年は永久シードの資格で年間数試合に出場している。今季は開幕戦から2試合連続で予選落ち。今大会が自身シーズン3戦目だった。

規則3.3b(3)『ホールの間違ったスコア
プレーヤーがホールについて間違ったスコアのスコアカードを提出した場合:提出されたスコアが実際のスコアよりも少ない、またはスコアが提出されなかったとき、そのプレーヤーは失格となる。

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