<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 事前情報◇9日◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6580ヤード・パー72>
米ツアーを主戦場にする竹田麗央が、スポンサー契約を結ぶ富士フイルムが特別協賛する大会で、今季の日本初戦を迎える。「いつもサポートしてくれているので、結果で恩返ししたい」という想いは強い。昨年もこの大会には出場したが、その時は無念の予選落ち。「去年はなかなかいいプレーができずに終わってしまった」と、リベンジを期す舞台でもある。
今季はここまで米ツアー7試合に出場し、2試合でトップ10入りを果たしている。先週の「アラムコ選手権」では、難コース相手に2日目には「81」を叩き予選落ちしたが、その影響も心配なさそうだ。「自分のプレーができなかったし、反省や悔しさはありました。でも今週は新たな気持ちで戦う」と、気持ちを切り替えている。
ホームでの試合は、やはり気持ちも和む。8日の練習日には、仲良しの先輩・小祝さくらと一緒に回った。「ひさしぶりで楽しかった。(コースには)知らない選手や年下の選手もたくさんいるので、刺激にもなりますね」。大会初日はその小祝と、同じく米ツアー組の渋野日向子という黄金世代2人との同組も決まった。「いつも優しくしてくれる先輩なので楽しみ」。いい意味で肩の力を抜いてゴルフと向き合えそうだ。
転戦中はカメラを携えて撮影を楽しむ“カメラ女子”でもある。「観光に行った時はけっこう撮りますし、先週の試合がラスベガスだったのでたくさん撮影しました」。“写真好き”としても欲しいタイトルだ。優勝副賞にもミラーレスのデジタルカメラがある。これもターゲットにしていく。
警戒するのは、「傾斜が強い」というグリーン上。そのなかで、昨年と同じ轍を踏むわけにはいかない。「去年は(米ツアーで)早い段階で優勝したけど、後半に失速した。今年はそうはなりたくない。ペース配分も去年の経験が生きているし、体調も問題ないです」。日本での最後の優勝は、米国行きを決定づけた24年の「TOTO ジャパンクラシック」までさかのぼらないといけない。ひさびさの勝利を目指すうえでも、この上ない舞台だ。(文・間宮輝憲)
