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目標は「凱旋試合」 21歳・櫻井心那がドレス姿で“米1年目への誓い”

「JLPGAアワード2025」が開催された。来季から米ツアーに参戦する櫻井心那が目標を語った。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2025年12月17日 11時34分

米ツアーに参戦する櫻井心那(左)。来季の抱負を語った
米ツアーに参戦する櫻井心那(左)。来季の抱負を語った (撮影:福田文平)

来季の米ツアー参戦をかけ、今月9日まで米アラバマ州で行われていた最終予選会をクリアした櫻井心那が、8月の「CAT Ladies」優勝者として、16日に行われた「JLPGAアワード」に出席。大きな転換期になった一年について、「(通算)5勝目を挙げて、アメリカの予選会も通過していい締めくくりができました」と話した。

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11月30日まで行われていた国内ツアー今季最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」に出場し、すぐさま渡米。悪天候により中止、順延、短縮とトラブル続きだったタフな予選会を10位で突破し、ツアーカードを手にした。「(国内ツアーの選手も)みんな見てくれていたみたいで、『おめでとう』と言ってもらえました。山下(美夢有)さんとはハイタッチもしました」。それ以降で初めての日本女子プロゴルフ協会の公式行事とあって、祝福もたくさん受けた。

帰国直後からオフのイベント出演や、あいさつ回りなど多忙な日々を送る。それと並行して、ビザの取得など米国で戦う準備を進める必要もある。「忙しいけどしっかりやりたい」。もちろん充実感のある忙しさだ。今回のアワードには、山下のほか同学年の竹田麗央や、岩井明愛、千怜と今季の米国での活躍を評価された選手も出席。「(米1年目で)優勝したりメジャーを獲ったり、すごい勇気や刺激をもらいました」。この“先輩たち”は来年の道しるべになる存在でもある。

オフの仕事が落ち着くと、いよいよ来季への本格的な準備を進めることになる。「課題がありすぎる。そのなかでアプローチは絶対に必要。そこはオフに頑張りたい」。国内で調整を進めていく予定で、今は遊ぶよりも「ゴルフの練習がしたい」とコースで過ごしたい気持ちが強い。「ブルーベイには出られそうと聞いている」と、デビュー戦は、春のアジアシリーズの一戦「ブルーベイLPGA」(中国)を見込んでいる。そこまでのおよそ3カ月が、準備期間となる。

これまで、憧れを持って見てきた光景がある。「凱旋試合ってあるじゃないですか。一回やってみたいですね」。米国で優勝し、その後に国内ツアーに出場するというのが目指す姿。「帰ってくるからには恥ずかしくない実力をつけて、うまくなっていたいですね」。文字通り、成長した姿を日本のファンに見せるというのもモチベーションだ。

これまでの渡米経験は、昨年出場した「全米女子オープン」と、今年2度の予選会で訪れた3回のみ。「今は街を歩いているだけで、“海外だなー”って気分も上がります」。今後はそれが日常の風景になる。「まずは1勝。あとは一年間、安定した成績を残せるように」。黒のドレスに身を包んだ21歳は、晴れの舞台でルーキーイヤーからの活躍を誓った。(文・間宮輝憲)

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