ALBA Net  ゴルフ
ALBA Net  ゴルフ
注目!
ツアー情報

世代14人目V、通算44勝目 臼井麗香が明かした“黄金世代”と呼ばれることへのプレッシャー「焦りはありました」

黄金世代14人目の優勝者となった臼井麗香。“エリート軍団”の一員であることは、やはり大きなプレッシャーがあるようだ。

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2024年3月25日 08時00分

誇らしげに優勝トロフィーを掲げる臼井麗香
誇らしげに優勝トロフィーを掲げる臼井麗香 (撮影:上山敬太)

<アクサレディス宮崎 最終日◇24日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72>

悪天候のため最終ラウンドが中止になり、大会は2日目をトータル13アンダーの単独首位で終えていた臼井麗香の初優勝という結末になった。朝のショット練習中に雨が土砂降りになりクラブハウスに戻ると、午前8時17分から午前10時50分まで続いた中断の2時間33分間をロッカーで過ごした。「いつ再開してもおかしくないし、静かなところで気持ちを切らさずに準備していました」。そして中止が決まると、多くの選手、関係者らから祝福された。

臼井麗香、歓喜の口づけ【写真】

1998年12月7日生まれの25歳は、黄金世代のひとり。畑岡奈紗、勝みなみ、渋野日向子、原英莉花と、その名を挙げるとキリがない“一大勢力”だ。臼井は同世代14人目の優勝者になった。ちなみに世代での勝利数は44勝目で、これは世代別の圧倒的1位の数字だ。

優勝会見の席で臼井は、黄金世代のひとりであるというプレッシャーについて「次は私が勝たないといけないという焦りはありました。“十何人目の優勝者”って言われるので、一桁台では勝ちたいと思うようになりました」と本音を漏らす。それはかなわなかったものの、宮崎で肩を並べることができた。

臼井といえば、本人も「スポーツマンらしくない」というファッションもアイコンのひとつ。これも「形から入って、ゴルフに携わる女性が増えたら」という願いに加え、「黄金世代で小さい頃からすごい選手がいて、自分の個性を出すというのにもつながります」という考えの表現方法でもある。トレードマークとなっているリボンをつける理由も、「私という存在の個性を出したい。黄金世代がいっぱいいるので」と同様だ。

2019年の今大会でも最終日最終組に入り優勝争いに食い込んだが、最後は同学年の河本結の勝利を見届けた。5年の月日が流れ、今度はその河本から祝福のハグを受けるシーンも見られた。「30歳まではゴルフを続けると決めている」という考えも持っているだけに、まだまだ切磋琢磨は続きそうだ。(文・間宮輝憲)

関連記事

【この大会のニュース】

読まれています

JLPGAツアー 週間アクセスランキング

ランキングをもっと見る

大会情報

  1. 国内男子
    開催中
    2025年12月4日 12月7日
    ゴルフ日本シリーズJTカップ
  2. 米国男子
    開催前
    2025年12月4日 12月7日
    ヒーローワールドチャレンジ
  3. DPワールド
    速報中
  4. DPワールド
    速報中
    2025年12月4日 12月7日
    ネッドバンクゴルフチャレンジ
  5. アマチュア・その他
    開催前
    2025年12月4日 12月8日
    LPGA Qシリーズ(最終予選)
  6. アマチュア・その他
    開催中
    2025年12月2日 12月5日
    JLPGAファイナルQT

おすすめコンテンツ

関連サイト