カーディーラーショップ「THREE STONES」によるイベント「PREMIUM GOLF DAY」が行われ、今季初優勝を挙げた臼井麗香、ツアー通算2勝の池村寛世の弟・晃稀が参加。ファンとの交流を楽しんだ。

イベントは午前・午後の部の2回に分けて計40人が参加。北海道や名古屋といった遠方から訪れたファンもいた。トークショーやチェキ撮影会、さらにプロがそれぞれチームに分かれてのパター対決など、多彩なプログラムが用意され、充実した内容となった。

トークショーでは、両プロがティックトック撮影に挑戦したほか、臼井の初優勝と26歳の誕生日（12月7日）を祝うサプライズケーキが登場。さらに、臼井がプロデュースするゴルフウェアブランド「Chell classy」の即売会も行われ、購入者にはその場でサインを書いて手渡しする場面も。会場は終始盛り上がりを見せた。

臼井は「車屋さんでのイベントは初めてで、楽しみ半分、ドキドキ半分だったんですけど、（パター対決では）たくさんの人と楽しむことができて良かったです」。一方、トークイベント初挑戦の池村は「すごく緊張したんですけど、みなさんのリアクションが良くてやりやすかったです」と話した。

臼井は、2022年にスイング改造の失敗からスランプに陥り、苦しい時期を経験。それを乗り越え、今季初戦の「アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI」でツアー初優勝を果たし、黄金世代14人目の栄冠に輝いた。当時を振り返り、「ゴルフを辞めたくなるくらい辛かった。それでも足を止めるわけにいかない。その日出来る100％の努力をしていました」と、語り、念願の初優勝への道のりを振り返った。

イベントの締めくくりには、両プロがそれぞれ来季の抱負を語った。下部ツアーが主戦場になる池村は「1勝を目指して頑張ります」。臼井は「2勝目、3勝目を目指す。私がツアーを盛り上げたいです」と飛躍を誓った。（文・小池文子）