<アクサレディス 事前情報◇26日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6539ヤード・パー72>
「優奈とは回りそうと想像していたけれど、3人そろうとは思わなかった。すごくビックリしました」。菅楓華は初日の組み合わせを見て、声を弾ませた。日章学園高出身の菅、同級生の荒木優奈、そして10学年先輩の柏原明日架。“日章トリオ”による同組が実現した。
同校には柏原のツアー初優勝時の写真が飾られ、ウェアが置かれているという。「テレビで見ていた方と一緒にラウンドするのは新鮮ですよね」。そこに、仲のいい同級生が加わっての“競演”。大注目組のひとつとなった。
今大会の舞台は、その日章学園ゴルフ部にとってのホームコースだ。毎週水曜日には必ず、UMKカントリークラブでラウンドをしていた。実家からコースまではわずか20分。生まれ育った“ザ・地元”で、小学生の頃から数えきれないほど回ってきた。このオフは多忙もあって1度しかプレーできなかったが、隅々まで知り尽くしている。
昨年大会は首位で最終日を迎えたが、「73」と落として6位に終わった。「すっごく緊張した覚えがあります。周りをみたら知り合いばっかりで(気持ちが)浮いていました」。
あれからちょうど1年。昨季は初優勝を挙げ、メルセデス・ランキング4位に入る飛躍を遂げた。今季は2週前の「台湾ホンハイレディース」で独走優勝。開幕から6位、優勝、2位と好成績を挙げて、すでに6800万円超を稼いでいる。
「台湾の試合で自信がついて、感覚もいい感じ。知っているコースでもある。こんなチャンスはなかなかないと思うので、しっかりつかみ取りたいです。今週は楽しんでプレーしている姿を見せられるように頑張ります」
台湾優勝時には、賞金5600万円超の使い道について「ガチャガチャを回したい」と語っていた。自分へのご褒美はひとまず後回し。地元でもう1勝を積み上げたい。(文・笠井あかり)
