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2打リードからまさかのトリプルボギー 16番で菅楓華に何が起こった?

菅楓華が16番でトリプルボギーを叩き、今季2勝目を目前で逃した。

所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka

配信日時:2026年4月5日 17時40分

天を仰ぎながらホールアウトする菅楓華
天を仰ぎながらホールアウトする菅楓華 (撮影:佐々木啓)

<ヤマハレディースオープン葛城 最終日◇5日◇葛城ゴルフ倶楽部 山名コース(静岡県)◇6510ヤード・パー72>

今季2勝目が目前に迫っていた菅楓華が、16番パー4でまさかのトリプルボギーを喫し、1打差の4位に終わった。

【写真】問題のシーン 菅の2打目は斜面に阻まれた

首位と2打差の5位タイからスタート。3番パー5で15メートル以上のバーディパットを沈め、6番パー4ではグリーン奥からチップインバーディを奪うなど、前半で4つ伸ばして首位に浮上した。後半も13番、14番で伸ばし、2位に2打差をつけて上がり3ホールに入った。

2戦目の「台湾ホンハイレディース」で優勝を挙げるなど、開幕から唯一の4戦連続トップ10入り。今週も安定したプレーを披露し、今季2勝目は目前に迫っていたが、16番パー4で落とし穴が待っていた。

425ヤードと距離が長く、今大会の最難関ホール。菅がティイングエリアに上がったとき、前の組がまだプレー中だった。「ちょっと待ち時間があって、嫌な予感はありました」。素振りなどをして時間を過ごしたが、ティショットは思った以上にドローがかかり、左林の斜面下まで転がり落ちた。「もともと難しいホールですし、力が入っちゃったのかな…」と振り返る。

この時点では「ボギーでいい」と割り切り、マネジメントを組み立てた。2打目は土手と枝の間を抜き、残り100ヤード付近まで運ぼうとしたが、手前の土手に当たってフェアウェイに戻せなかった。3打目でフェアウェイに出したものの、4打目は左奥のガードバンカーへ。5打目は2.5メートルにつけたが、ダブルボギーパットはカップに沈まなかった。「ライがちょっと沈んでいたので、PWでも良かったかな」と2打目に悔いを残した。

「前半から行ければチャンスがあるかなと。二ケタには行きたいと思っていました」。狙い通り一時は10アンダーまで伸ばした。優勝には届かなかったが、大会を盛り上げた一人には違いない。「16(番)だけかなと思います。本当にいい経験になりました」と前を向いた。

今大会の賞金600万円を加えて、生涯獲得賞金は2億円を突破。20歳323日での達成は宮里藍(20歳105日)、西郷真央(20歳149日)に次ぐ3番目の年少記録だ。

105ポイントを加算し、昨季女王の佐久間朱莉を抜いてメルセデス・ランキング1位に浮上した。今季ツアーの顔である菅にとって、優勝を逃した悔しさは大きいが、さらなる成長につながる貴重な経験となったのかもしれない。(文・小高拓)

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